コマツ石川株式会社

社員インタビュー

突然の出向命令にショック 私は高校を卒業して、油圧ショベルやブルドーザーなど建設機械を扱う会社で、長い間部品の受発注に関わる仕事をしてきました。
会社やお客様からも信頼される仕事をしてきたつもりでした。ところが結婚してしばらくした頃、急に関連会社に出向して欲しいと言われたんです。「自分は要らなくなったのか?」と思い、とても落ち込みました。しかし、上司の説得もあり、頼まれると断れないタイプの私はとりあえず、やるだけやってみようと思ったんです。
同じ商品を扱うグループ会社とはいえ、お客様が変わると商品の呼び方まで変わるんです。間違えやすい商品もあり、違いを覚えるため、お願いして建機を何台も見させてもらったり、自分で商品の対照一覧表を作ったりもしました。そうやって失敗しながら続けていくうち段々仕事が楽しくなってきたんです。

古 薫

仕事はチームワーク 私は5人兄弟の4番目。両親は共働きでしたから、家の手伝いは当たり前でした。姉が仕切り役となって、与えられた仕事を兄弟で分担するんです。怠けるとみんなから文句を言われるので、自分の分を片付けるために、宿題や遊ぶ時間も計画的にやりくりしなければいけませんでした。
当時は嫌々やっていましたが、家事も身についたし、チームで仕事をするコツも学びました。これは今の仕事にも、とても役立っています。
チームワークのコツとは、まず仕事の期日を決め、優先順位をつけて効率を考えながら仕事を行います。自分だけの効率ではなく、営業所というチーム全体の効率です。自分がどう動けば営業担当や整備士さんは仕事がしやすいだろう、お客様を待たせないだろうと考えるのは、パズルゲームにも感覚が似ています。ピッタリはまると嬉しいし、気持ちいいですよね。
【さくらノート石川県版】

MESSAGE
「 嫌なことでもとりあえずやってみる 」

私の父は職人気質で、言われたことをやらないと怖かったです。イヤイヤながらも一生懸命やっていると、不思議と楽しくなってくるもんなんです。同様に上司や先輩に言われることは、最初は面倒に感じたりするかもしれませんが、嫌なことに敢えてチャレンジすることで、新しい自分を発見し、柔軟な考え方が身につくこともあるんですよ。